ベタつく髪と育毛シャンプー

肌質が乾燥気味の人、脂っぽい人、いろいろあるように、頭皮も人によってそれぞれ違います。皮脂が少なめで乾燥している人、皮脂が多めで脂っぽい人、大きくわけるとこの二つですが、乾燥している人はどちらかというと自覚症状が少ないため、気づかない人が多いです。反対に皮脂が多めの人は髪がベタつくので自覚することが多いようです。

皮脂の多い頭皮は、その余分な皮脂が空中のホコリなどと混じって汚れとなって頭皮にこびりついてしまうので、シャンプーで綺麗に洗い流すことが大切です。

しかし、この際に必要以上に皮脂を取ってしまうことは逆効果です。本来、皮脂というのは頭皮を守るために分泌されているものなので、完全に取り去ってしまうと逆に頭皮状態は悪くなります。市販の高級アルコール性シャンプーでは、洗浄力をメインに考えているため、過剰な洗浄成分が頭皮から大切な皮脂を奪いすぎる傾向にあります。この結果、頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまい、頭皮状態を悪化させることになります。これでは、汚れは取れても頭皮は傷み続けてしまい、毛根な毛乳頭にもダメージを与え、抜毛や薄毛につながります。

そこで、育毛シャンプーがおすすめです。育毛シャンプーは髪の毛の洗浄よりも、頭皮の洗浄を重点的に考えている商品で、頭皮状態を改善し、正常に保つことが目的です。べタつく髪の人は洗浄力の弱いシャンプーに不満を覚えるかもしれませんが、ベタつく髪というのは髪の毛に問題があるのではなく、その髪が生えている頭皮に問題があるのです。頭皮を改善することこそが、髪のベタつきを防ぐことでもあるのです。

頭皮から出た脂は綺麗にしておかないと、フケの原因にもなり、毛穴を塞いでしまうことにもなります。育毛シャンプーは、頭皮を守るために必要な皮脂は残したまま、余分に出た皮脂だけを取り除くことができるので、穏やかに洗浄して頭皮の清潔を保ちながら、頭皮状態を改善していくことができます。頭皮状態が健康になると、皮脂の過剰分泌もなくなり、髪のベタつきも改善されていきます。
育毛剤の情報は育毛剤の口コミサイトが参考になるかと思います。